■予選
総勢51名のドライバーがエントリーしてきたミドルSDクラス。このミドルSDクラスはこの中から僅か6名しか決勝トーナメントに進出できないという過酷でハードな戦いとなった。ある意味、エキスパートSDクラスよりも激しかったと言ってもいいかもしれない。
■予選
ミドルSDクラスの予選もエキスパートSDクラス同様、1周のフリー走行の後に本番を2本は走るという方式で行われた。
この激戦の予選を突破して決勝トーナメントに駒を進めてきたのは73早川S15、88河野HCR32、102野本S14、107関RPS13、120佐藤S13、そして121大江C33の6名だ。
■決勝トーナメント・1回戦
激しい戦いの末、勝ち残った選手たち。ここからはそれぞれの対戦を見て行く事にしよう。最初の対戦は88河野HCR32対73早川S15。88河野HCR32の1本目はスピードはあるものの、早めにイン側に入ってしまいラインが小さくなってしまう。2本目も1本目と同じような走りになってしまった。
対する73早川S15は1本目からライン取りもよくクリップもしっかりとついたなかなかの走りを見せる。2本目も1本目同様にスマートな走りで上手くまとめてきた。
ここは73早川S15が勝ち上がりを決めた。
2組目は107関RPS13対121大江C33の対戦。107関RPS13は1本目から素晴らしい走りを披露する。スピード、角度、ラインともによく上手くつないで行った。2本目もまとまりのある走りを持ってきたが1本目の方がよかったような感じがした。
一方の121大江C33は進入で豪快に角度を付けてきたが、角度を付けすぎてしまったせいか、立ち上がりがややイン目になってしまった。2本目はアウトからの進入でうまくまとめてきたという印象だ。
ここは1本目から素晴らしい走りを出してきた107関RPS13がトーナメント決勝戦へと駒を進めて行った。
トーナメント1回戦最後の対戦は102野本S14対120佐藤S13のシルビア対決。102野本S14の1本目は進入はカッコよかったがクリップを外してしまった。2本目はスピードを乗せた進入からキレイなラインを通りクリップもしっかりとおさえてきた。
120佐藤S13は角度をつけた思い切りよく進入して来た。ライン取りもよくクリップも取ってきた。2本目もよかったが立ち上がりで若干流されてしまったのが気になった。
ここは両者一歩も譲らずサドンデスに突入する。この再戦で102野本S14が進入スタイル、スピード、そしてアクセルの踏みっぷりなどかなりいいドリフトを見せたのに対して、120佐藤S13はスピード感はあったか早めにイン側に入ってしまいラインが小さくなってしまった。
ここは再戦でもキッチリときめてきた102野本S14が勝ち上がって行った。
■決勝トーナメント・決勝戦
この時点で表彰台は確定した3名のドライバーたち。しかし最後の戦いが待っている。ここで勝利したもの1名のみが全国大会の出場権が得られるという事で、最後まで気が抜けない戦いが続く事になる。
まず最初にスタートしたのは73早川S15。1本目は角度を付けた攻めの走りをみせてくれたが、若干ふらつくようなところが気になった。2本目はスピード、角度、そしてシフトアップのタイミングもよくキレイな走りを決めてきた。
2番手で登場したのは107関RPS13だ。アウト側から豪快な進入、スピード、角度など、ここでもほぼ完璧な走りを見せてくれた。2本目も迫力があり、しかもキッチリとクリップをおさえた素晴らしい走りを持ってきた。
最後に登場したのは102野本S14。1本目から気合いの入った走りを見せてくれたがリアをダートに落としてしまい体勢が崩れてしまった。2本目は迫力を付けた、カッコイイ走りを持ってくるがほんの僅かだがミスを出してしまった。
この結果、終止素晴らしい走りで盛り上げてくれた107関RPS13がこの激戦のミドルSDクラスを制した。以下準優勝が最後まで攻めの走りをしてくれた102野本S14、そして73早川S15が3位という結果となった。