ミドルSDクラスには34名がエントリーしてきた。ミドルSDクラスとは言え、エキスパートにも負けないような素晴らしい走りを見せてくれた選手も何名か現れ、レベルの高いクラスとなっていた。
■予選
予選はエキスパートSDクラス同様、単走の2本本番で行われた。ミドルSDクラスは34名中全体から上位12名が準決勝進出を果たしている。
勝ち上がりを決めたのは93神谷C34、95松本HCR32、96瀬間S14、97藤田AE86、105小野田S14、108石井RPS13、110井原RPS13、111岡部JZX81、117新垣S14、118長谷川S14、120松永R31、そして123市川S14の12名。
■準決勝
準決勝も予選と同じ2本本番で行われる。ここを勝ち上がり決勝トーナメントに進出できるのは半数の6名。ここでトーナメントに進出したのはスピードと角度を付けたドリフトで攻めてきた97藤田AE86、ライン、角度ともによくスムーズな走りを決めてきた105小野田S14、角度を付けた大きな走りで魅せてくれた108石井RPS13、ライン取りも良くキッチリと決めてきた117新垣S14、スピードを乗せて角度を付けた非常に丁寧なドリフトを持ってきた118長谷川S14、そしてスピード、角度、ライン取りともによかった120松永R31が決勝トーナメントに駒を進めていった。
■決勝トーナメント・1回戦
エキスパートSD同様、抽選で対戦相手が決定したミドルSDクラス決勝トーナメント。ここからは対戦順にそれぞれの走りを見ていく事にしよう。
まず最初の対戦は118長谷川S14対105小野田S14の女性ドライバー対決。118長谷川S14はスピード、ライン、角度ともによく確実なドリフトを決めてきた。
対する105小野田S14は1コーナーの進入時に少し手前から振りすぎてしまったため、イン側の縁石に乗り上げてしまいコースアウトしてしまった。
ここは118長谷川S14が勝ち上がりトーナメント決勝へと駒を進めた。
2組目は117新垣S14対108石井RPS13の対戦だ。117新垣S14は1コーナーの進入まではよかったが、2コーナー付近でアウト側に流れて行ってしまう。
108石井RPS13は1コーナーで若干アンダーを出してしまい戻ってしまった。
ここは両者ともにミスを出してしまったため再戦となる。117新垣S14はスピード感のあるドリフトを決めてきた。1本目ほどではないが、ここでも若干2コーナーで外に流され気味になってしまう。108石井RPS13は1コーナーの進入はよかったが、2コーナーの入りがぎこちない感じになってしまった。この対戦は117新垣S14が勝ち上がりを決めた。
最後の対戦は120松永R31対97藤田AE86の対戦。120松永は1コーナーの進入で乱れてしまいインに入りすぎてしまう。そのため2コーナーではアウト側に流されてしまいクリップを付く事ができなかった。
97藤田AE86はスピードを乗せた進入から理想的なライン取りで決めてきた。ほぼ完璧といっていい走りだった。
ここはミスなくしっかりと決めてきた97藤田AE86が勝ち上がる。
■決勝トーナメント・決勝戦
いよいよ最後の1本となったミドルSDクラス、トーナメント決勝戦。最初に登場したのは118長谷川S14だ。ここでも気負う事なく、キレイな走りを決めてきた。スピードも速くライン取りもよかった。
2番手で登場したのは117新垣S14だ。ここはトーナメント1回戦よりもいいラインを通ってきたが若干おさえ気味になってしまったのか、少々スピード感に欠ける走りとなってしまう。
最後に登場したのは97藤田AE86。ここでもスピード感のあるドリフトを決めてきたが、予選やトーナメント1回戦に比べると走りに今までの元気の良さがなくなってしまったように感じた。
以上、3名が走り終えた結果、ミドルSDクラスを制したのは予選、準決勝、そして決勝トーナメントに入っても大きなミスをする事なく、自分の力を出し切った118長谷川S14が制し、昨年のビギナーSDクラス優勝に続き今年はこのミドルSDクラス優勝を果たした。準優勝は117新垣S14、そして3位には97藤田AE86が入り、以上3名が嬉しい入賞を果たした。