ミドルSDクラスは38名がエントリーしてきた。毎回ミドルSDクラスでは女性ドライバーの活躍が目立っているがこの関西大会第1戦はどうなったのか。
■予選
予選はエキスパートSDクラス同様、2本本番で行われた。このミドルSDクラスからは38名中上位20名が準決勝へを駒を進める事になる。
勝ち上がりを決めたのは51西尾RPS13、55上田PS13、56安楽RPS13、57羽野RPS13、59木村PS13、60倉脇PS13、61村田AE86、62新里RPS13、62金井S15、66鶴田HCR32、67阪東RPS13、68田中PS13、71若林RPS13、75中西HCR32、77笹倉S13、78山本PS13、79奥村RPS13、82寺岡S15、83四家井PS13、87山本PS13の20名だ。
■準決勝
準決勝も2本本番の勝負となる。ここを勝ち上がり決勝トーナメントに進出できるのは20台中僅か6台という狭き門だ。
ここを勝ち上がりトーナメントに進出したのは、マシンコントロールが上手く攻めの走りを見せていた57羽野RPS13、迫力を付けたまとまりのある走りを決めてきた59木村PS13、借り物のクルマながら乱れの少ない安定した走りをしていた60倉脇PS13、勢いのある豪快な走りでアピールしてきた77笹倉S13、とにかくスムーズで柔らかな走りを決めていた82寺岡S15、そして角度のある大きなドリフトを決めてきた87山本PS13の6名が決勝トーナメント進出を果たした。
やはり最近のMSCチャレンジの傾向の通り、この関西大会でも2名の女性ドライバーが決勝トーナメント進出を決めてきた。
■決勝トーナメント・1回戦
6名による決勝トーナメントは抽選により枠順が決定。この決勝トーナメント1回戦は本番2本で行われた。
最初の対戦は59木村PS13対87山本PS13の対戦だ。59木村PS13の1本目は迫力のあるドリフトを決めてきた。ラインもよく全体的にいい走りだった。2本目はさらに攻めてきたがスピンしてしまう。
対するのは女性ドリフターの87山本PS13だ。1本目はスムーズできれいな走りを決めてきた。2本目は残念ながらスピンしてしまった。ここはどちらも一歩も譲らず、勝負は再戦までもつれ込んだ。
59木村PS13はここでも迫力のあるドリフトを決めてきた。対する87山本PS13はキッチリと決めてきたが少々ラインが小さくなってしまった。
この再戦の結果、59木村PS13が勝ち上がりを決めている。
2組目の対戦は60倉脇PS13対77笹倉S13の対戦。60倉脇PS13は1本目、2本目ともにしっかりと決めてきたが、2本ともラインが小さくなってしまった。
対する77笹倉S13も2本ともに角度がありまとまってはいるが、両方ともラインが小さくなってしまった。ここは両者ともに同じような走りとなってしまったので再戦となる。
60倉脇PS13は上手さを感じる走りはしたものの、やはりラインが小さくなってしまった。対する77笹倉S13は壁ギリギリから進入、今度は大きなラインで2コーナーの進入も決めてきた。
この勝負は77笹倉S13が制してトーナメント決勝へと駒を進めていった。
最後は57羽野RPS13対82寺岡S15。57羽野RPS13は上手く決めてきてはいるものの、若干迫力に欠けるといった印象をうけた。2本目はラインが小さくなってしまった。
対する82寺岡S15の1本目は上手くまとめてはきたが、若干おとなしめの走りとなってしまう。2本目は予選や準決勝で見せたような走りを決めてきた。
ここは82寺岡S15が勝ち上がりを決めた。
■決勝トーナメント・決勝戦
いよいよ迎えた決勝戦。この決勝戦は本番1本の一発勝負となる。最初にスタートしたのは59木村PS13だ。スピード、ラインともによくクリップもギリギリ付いてきた。
2番手で登場したのは77笹倉S13。ここでも壁ギリギリを狙い攻めの走りを見せてくれた。角度の付け方、そしてラインもよくかなりいい走りを決めてきた。
最後は82寺岡S15。トーナメント1回戦まで良かった82寺岡S15だったが、この決勝戦ではラインが小さくなってしまう。さらに車速も若干遅くなってしまったように感じた。
3人が走り終わった結果、優勝は77笹倉S13に輝いた。女性ドライバーとしては日光サーキットで行われた関東大会第2戦に続く今年2人目のミドル優勝者の誕生だ。準優勝は59木村PS13、そして3位に82寺岡S15が入り、以上の3名がうれしい入賞を果たした。