ミドルSDには25名の選手がエントリーしてきた。台数は若干少ないものの、優勝者は全国大会の出場権が与えられ、さらに賞金3万円が出るだけに出場者たちの気負いも充分といったところだ。
■予選
ミドルSDは全体の中から6名が決勝トーナメントに進出できるという狭き門となった。
決勝トーナメント進出を果たしたのはSR20搭載のダットサントラックで本番を2本ともキッチリときめてきた57堀合ダットサン、ラインもまずまずよくしっかりとした走りを見せてくれた65伊藤JZX90、スピード、ライン、角度ともによく上手くまとめてきた66香川JZX100、ライン、角度が特によく確実性の高い走りを決めてきた67小林JZZ30、2本目でラインもよく全体的にベストな走りを持ってきた69高田JZX81、そしてスピード感がありライン取りもかなりよかった73松澤HCR32の6名だ。
■決勝トーナメント・1回戦
6名による決勝トーナメントはエキスパートSD同様、予選の順位で対戦相手が決定した。
最初の対戦は予選をトップで通過した73松澤HCR32対65伊藤JZX90。73松澤は1本目からどうもリズムを崩してしまった。進入もぎこちない感じになってしまい、最後のコーナーでもスピンしてしまう。2本目の1本目からの悪いリズムを修正することが出来ず、ライン取りが怪しくなってしまった。
対する65伊藤JZX90は1本目はスムーズな走りで無難にまとめてきたという感じだ。2本目は角度、ラインともにまずまずよくスムーズに決めてきた。
ここはミスなく走りきった65伊藤JZX90が勝ち上がりを決めた。
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2組目は69高田JZX81対66香川JZX100の4ドア対決。69高田JZX81は1本目で最初のコーナーのクリップを外してしまい2つ目のコーナーの手前でも戻ってしまう。2本目は進入から上手くまとめた走りを決めてきた。
対する66香川JZX100は角度、ライン取りはよかったが最後のコーナーで若干ダートに飛び出してしまう。2本目は最初の進入まではなかなかよかったが途中で完全に戻ってしまった。
この対戦は2本目でしっかりと決めてきた69高田JZX81がトーナメント決勝へと駒を進めて行った。
トーナメント1回戦、最後の対戦は67小林JZZ30対57堀合ダットサンの対戦。67小林JZZ30は進入スピードが若干遅いながらもライン取りはよくまずまずまとめてきた。2本目は進入スピードも速く上手く決めてきたという印象だ。
57堀合ダットサンの1本目、ライン、角度ともによく最初からキッチリと決めてきた。2本目は1本目以上にいい走りでアピールしてきた。
この対戦は僅差となったが、57堀合ダットサンが接戦を制して勝ち上がっていった。
■決勝トーナメント・決勝戦
ミドルSDも最後の決勝戦を迎えた。最初にスタートしたのは65伊藤JZX90。1本目は最初のコーナーのクリップが甘くなってしまい、しかも立ち上がりでリアをダートに落としてしまった。2本目は進入から上手くまとめてきたが全体的にちょっと大事にいきすぎたという印象をうけた。
2番手で登場したのは69高田JZX81だ。1本目は最初の進入まではスピードもありよかったがクリップを外してしまいさらに立ち上がりでスピン。2本目もクリップを外してしまったがラインはまずまずよく上手くまとめてきた。
最後に登場したのは57堀合ダットサン。スピード、角度ともによく1つ目、2つ目のクリップも確実に付く安定した走りを見せてくれた。2本目はさらに攻めの走りをしてきたがここは勢い余ったスピン…。
以上、3名が走り終えた結果、ミドルSD優勝に輝いたのはドリ車とは思えないようなダットサントラックで参戦してきた57堀合ダットサンだ。このクルマでミドルSDを制してしまうのだから凄い。準優勝は2本目でキッチリと決めてきた69高田JZX81、そして3位に65伊藤JZX90が入り、以上3名が嬉しい上位入賞を果たした。