エキスパートSDクラスを上回る42名の選手がエントリーしてきたミドルSDクラス。このクラスは1名しか全国大会の出場権を獲得できないだけに、エキスパートSDクラス以上の大激戦が予想された。
■予選
まず予選では42台から一気に半分となる20台まで絞り込まれる。
準決勝進出を果たしたのは、52水野HCR32、53川崎PS13、61西尾PS13、64藤倉JZZ30、65安藤JZX90、71須藤RPS13、72金子AE86、74山田AE86、78赤塚JZS149、79深谷S14、81市川S14、82鶴田HCR32、83伊藤E34、85藤崎S14、86森本AE86、87佐々木AE86、88中西HCR32、89新見ER34、90長嶋AE86、91熊田PS13、以上の20名だ。
■準決勝
準決勝も2本本番の一発勝負となる。ここでは20台から一気に6台まで絞り込まれて行く。
この狭き門を通過し勝ち上がりトーナメント進出を果たしたのは、1本目、2本目ともにカッコいいドリフトを決めてきた61西尾PS13、スピード感、そして迫力満点のドリフトで魅せた65安藤JZX90、コンスタントにレベルの高いドリフトを決めてくる74山田AE86、1本目は失敗するものの、2本目で迫力のドリフトを決め高得点を叩き出した81市川S14、常にキレイな走りで勝負してくる82鶴田HCR32、そしてスピードを乗せた進入から上手くまとめた走りがよかった87佐々木AE86、以上の6名が決勝トーナメントに駒を進めて行った。
■決勝トーナメント・1回戦
6名による決勝トーナメントは抽選により枠順が決定。この決勝トーナメント1回戦からはエキスパートSD同様、本番1本の一発勝負で行われた。
まず最初の対戦は82鶴田HCR32対74山田AE86。82鶴田HCR32はスピード、そして角度ともによくラインもまずまず。しっかりとまとめてきたといった感じだ。
一方、74山田AE86はスピード感のある攻めのドリフトを持ってきた。ライン取りもよく、こちらもなかなかの走りを決めてきた。
ここはきわどい勝負となったが、74山田AE86が勝ち上がりを決めた。
2組目は65安藤JZX90対61西尾PS13の対戦だ。65安藤JZX90は今まで通りの攻めのドリフトを決めてくる。迫力もありライン取りもよかった。
61西尾PS13も負けず劣らずの攻めてくる。こちらもスピード感があり、キレイなラインをトレースして行った。この勝負は甲乙付けがたい走りだったので再戦となる。
65安藤JZX90は1本目よりさらに攻撃的な走りでアピールしてきた。アクセルの踏みっぷりもかなりいい。61西尾PS13も1本目と同じようなスピード感のある大きなドリフトで魅せる。
ここはより攻めてきたという印象を審査員に与えた65安藤JZX90が勝利しトーナメント決勝まで駒を進めて行った。
最後の対戦は81市川S14対87佐々木AE86の対戦。81市川S14はスピードを乗せて思い切りよく1コーナーに飛び込んで行く。スピンするのではないかというような角度のあるドリフトを決めてきた。
87佐々木AE86は進入の角度が少し浅くなってしまう。2コーナー付近ももう少しアウトまで飛ばして行ってほしかった。
この勝負は81市川S14が制して勝ち上がりを決めた。
■決勝トーナメント・決勝戦
さて、いよいよミドルSDクラスも最後の1本となった。最初に登場したのは74山田AE86だ。進入スピードも速く非常にキレイなラインを通っていく。トーナメント1回戦よりもさらに切れのある走りでアピールしてきた。
次に登場したのは65安藤JZX90だ。ここまで迫力と勢いのある走りを決めていた65安藤JZX90だが、ここでも迫力満点の進入を見せる。しかし2コーナーの手前でまさかのスピン。ここまで大きなミスもなく勝ち進んでいただけに、大一番でのミスは痛い。
最後は81市川S14。1コーナーの進入はカベギリギリを狙い大きく角度を付けて飛び込んで行く。スピード、そして迫力もあり、かなりカッコイイ走りをここで決めてきた。
以上、3名が走り終えた結果、ミドルSD優勝に輝いたのは81市川S14だった。以下、準優勝は74山田AE86、そして65安藤JZX90が3位表彰台を獲得し、以上の3名が入賞を果たしている。