昨年のMSCチャレンジ北海道ラウンドでは、ダットサントラックという車でミドルクラスにチャレンジ。そしてみごと優勝に輝いたのが、堀合選手だ。今年は車をA31セフィーロに換え、クラスもエキスパートへステップアップ。的確なライン取りと迫力で予選から魅了してきた。 今回の北海道大会で感じたことは、4ドア車の多さだ。他の地区の大会ではほとんど見ることがなくなったJZX81などの車種も多かったのが目についた。そんな4ドア勢の事実上トップとなったのが堀合選手。「これからはMチャレ全国大会などで活躍した、セフィーロ使いの石井選手のようになりたいです」と力強く話してくれた。
毎回惜しいところまではいくも、結果につながらない苦い思いをしていた、RPS13に乗る神成選手。今回はトーナメントの最終ラウンドまで進出し、戦うことができた。2本本番で行われた予選では、6位という順位で通過。しかし予選7位の選手をトーナメントで破ると、不戦勝で勝ち上がってきた予選12位の選手も撃破し、3台で行った優勝決定戦まで勝ち上がる。たしかに、予選1位通過の選手と同じブロックにいたにもかかわらず、その選手がリタイアするなど、ラッキーな面はあったかも知れない。しかし、この日の流れを上手くつかんで見事表彰台に立つことが出来た。これからの走りにも期待したい選手だ。
予選11位通過ながら、昨年の覇者で今回も予選2位通過の55中野AE86を、トーナメント1回戦で再戦にまで持ち込み、破った藤田R32が、4位に入った。藤田選手の武器は、平均的に安定した走りだろう。やや抑え気味に見えるその走りだが、確実にポイントを残す。これからはいかにそのポイントを上げてくるかが課題になる。あと一歩踏み込んでいければ、今後表彰台だって夢ではない。
決勝トーナメント1回戦の2本目で見せた走りには、目を見張るものがあった村山選手。進入から大きなラインを通り、カッコイイと唸らせる走りを見せた。トーナメント準決勝では、2本共にミスを出して敗退。たしかに細かいところにミスを出しがちではあるが、それさえ克服すれば、絶対にもっと良くなると、期待してしまう。来年こそさらに上を狙って欲しい。
予選12位と滑り込み通過だったのが、S13シルビアに乗る紺野選手だ。その運が味方したのか、予選1位の辻選手がまさかのマシントラブルによるリタイア。走らずして、不戦勝で勝ってしまった。しかし、その運が裏目に出た。1回戦が走ることが出来たかったためかトーナメント準決勝では2回共に大きなミスを出してしまった。決勝トーナメントでは、思ったように走れなかったことは悔いに残るかも知れないが、この6位という順位は出場台数の多かったエキスパートクラスだけに、胸の張れる順位。この結果をぜひ次の大会につなげてもらいたい。
※上位5位までに入賞した選手には年末に行なわれるMSCチャレンジ全国大会への出場権が与えられます。