20台が参戦してきたミドルクラス。ここには将来のエキスパートを背負って立つドリフターもいるかも知れない。台数こそ少なめな形だが、ハイレベルな戦いとなったのはいうまでもない。
■予選
この日最初に予選が行われたミドルクラスは、ドライ路面で行うことが出来た。このミドルクラスも2本本番の一発勝負というやり方だ。20台中10台がこの予選を通過する。
予選で最高得点を獲得したのは、72河村S14。大きな角度に大きなライン。ドリフトの形も良く、まさにエキスパート級の圧巻の走りを見せる。300点満点中288点と、その得点からもハイレベルは走りだったことが伺える。堂々の予選1位通過だ。
72河村S14から少し差を付けられた感じだが、2番手で予選を通過したのは、64川岸AE86。角度タップリの走りで、ラインはやや小さめもキレイなドリフトだ。それを僅差で追うのが、73飯田HCR32。まさにコーナーに向けて横に飛ばしていくといった感じのドリフトで決めてきた。
他では、スピーディな走りでキレイにまとめてきた67国富S14、ややラインは小さめも迫力ある走りの63小宮山RPS13、スピード・角度共に良い感じの76樋渡RPS13、白煙を上げながら進入する74平良PS13、浅めもミスなく走り切った68原田AE86、2コーナー進入でやや怪しい面もあったがスピードあるドリフトを決めた79林HCR32、サイドを上手く使いコントロールした70片山S14が、予選を突破し、準決勝進出を果たした。
■準決勝
準決勝は予選とは打って変わって、雨が降り続くなかでの戦いとなった。小雨だが路面はウェット。この路面が勝負を大きく左右した形となった。
なんと予選10位とギリギリで通過した70片山S14だったが、この準決勝でものすごい走りを見せた。なんと299点と、ほぼ満点の点数を叩き出し、堂々のトップ通過を果たす。この70片山S14に20点以上離されたが、それでも2番手で決勝トーナメント進出を果たしたのが、67国富S14。角度を付け思い切った走りで持っていった。3番手は74平良PS13。1本目こそミスを出してしまうも、アクセルの踏みっぷりもよくアウトラインギリギリまで攻めてきた。同じく同点で3番手通過となったのが、73飯田HCR32。2本共にまとめ、特に2本目は大きなドリフトで決めてきた。
そして角度よく決めた63小宮山RPS13、1本目はクラッシュしてしまうも2本目まとめた68原田AE86の6台が、この準決勝を突破し、決勝トーナメントに向かう。
■決勝トーナメント・1回戦
ミドルクラスの決勝戦は、6台によるトーナメント方式で行われた。トーナメント枠はエキスパートクラス同様、抽選によって決定した。
まず1回戦1組目は、準決勝3位で通過してきた74平良PS13と6位通過の68原田AE86の対決。74平良PS13は、2本共にまとめた走りを見せる。
68原田AE86は1本目にキレイにまとめたドリフトを見せる。しかしやや迫力に欠ける。2本目はスムーズにアウトラインギリギリに乗せていくもコースアウトしてスピン。ここは74平良PS13が勝ち上がりを決める。
2組目は、準決勝2位通過の67国富S14対3位通過の73飯田HCR32。2本共にスピードありの走りで大きく決めてきた。
73飯田HCR32は、1本目スピンを喫し、2本目はまとめてはいるも、僅かに及ばず。この対決は、67国富S14の勝ちとなった。
3組目は、準決勝1位通過の70片山S14対5位通過の小宮山RPS13。まとめ方がうまく2本共に同じような得点を稼ぎ出す70片山S14。
対する63小宮山RPS13は、1本目に大きな角度で攻めていくも2コーナーで戻るミスを出し、2本目も大きな角度で攻めていくも2コーナー進入でスピンをしてしまった。ここは70片山S14の勝ちだ。
■決勝トーナメント・決勝戦
このミドルクラスも、ベスト3での決勝戦となった。ここも2本本番の一発勝負だ。1本目から迫力あるドリフトで決めてきたのは、74平良PS13。2本目はミスするも、1本目で得た得点は大きい。
67国富S14は2本共にまずまずまとめたという形か。
そして70片山S14。1本目はなんと最終コーナーでスピンというスタートとなったが、そこから気を取り直し速度と角度共によくまとめた。2本目もまとめて、結果を待つ。
この決勝での走りで、優勝したのは74平良PS13。進入速度も速くドリフトもキレイだった。準優勝は大きな角度でまとめてきた70片山S14、僅かな差もあと一歩2位には及ばなかった67国富S14が3位となった。