MSCチャレンジ

MSCチャレンジ2009!!- 東日本エリア第1戦 -
日光サーキット/6月7日(日)

MSCが2006年より主催するMSCチャレンジ(通称Mチャレ)は、普段からドリフトの腕を磨いている上級者からドリフトを始めたばかりだが一度大会で腕試ししたい!! そんな初心者の人も気軽に参加して楽しめる大会として企画したぞ。さあ、今年も仲間と一緒にMチャレに挑戦しよう!!
 
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予選から絶好調の高橋S15が勢いのあるドリフトで魅せる トーナメントに入っても勢いは止まらず一気に頂点まで駆け上がった!!
エキスパート優勝 43 高橋しげる [ 東京都 ] S15 シルビア FAZZ
エキスパート優勝 高橋しげる  
43 高橋しげる [ 東京都 ] S15 シルビア FAZZ
Mチャレではトリプルクラスで全国大会に出場した事はあるが、シングルクラスでは今まで結果を出せなかった高橋選手。しかしこの日は午前中の予選から絶好調!! 1本目からいきなりアングルの深い進入から勢いのあるドリフトを決め高得点を叩きだす。2本目は勢い余ってリアをダートに落としてしまったが、この予選をトップで通過していった。
準決勝に入ってからも勢いは衰える事はなく、ここは2位通過で決勝トーナメントまで駒を進めて行く。
しかしこのトーナメント1回戦でいきなり大きな山場を迎える。対戦相手は準決勝で最高得点を出して1位で通過した城野選手。しかし城野選手以上に勢いのあった高橋選手は1本目、2本目ともにほぼ完璧なドリフトを決め流れを掴んだ。
ベスト6も危なげのない走りで勝ち上がり迎えた決勝戦。ここにきても高橋選手の走りは衰えるどころか、ドンドン調子が上がって来ているという印象で、特に1本目はスピード感があり、さらに角度、ラインともに申し分のないドリフトを決めてきた。
嬉しいMチャレ初優勝を決めた高橋選手。この優勝がきっかけとなって、今年は大活躍が期待できるかもしれない。



角度のある、大きなドリフトで魅せる!! しかし今回もあと一歩のところで優勝を逃した
エキスパート準優勝 81 白石達也 [ 埼玉県 ] FC3S RX-7 MONROE WALK
81 白石達也 [ 埼玉県 ] FC3S RX-7 MONROE WALK
 
エキスパート 準優勝
エキスパート準優勝 白石達也

2年前の日光サーキットでのMSCチャレンジで準優勝し、その年の全国大会にも出場した白石選手。今回も順調に勝ち上がり、トーナメント決勝戦まで勝ち上がってきたが、またしても優勝には手が届かなかった。
しかし午前中の予選、そして午後に入ってからの準決勝と110km/hを越える進入スピードとアングルの深い1コーナーへの飛び込みから見せたドリフトはまとまりも良く、高い評価を受けていた。
決勝トーナメント1回戦ではトーナメントに進出した唯一の女性ドリフター、村井選手との対戦となる。常に安定したドリフトを決めていた村井選手に対して、白石選手はここでもまとまりがあり、なおかつ進入時のアングルがカッコいいドリフトを見せてくれた。ここを勝ち上がるとベスト6では再戦にまでもつれる大接戦を演じるが大きなミスをすることなくこの再戦に勝利してトーナメント決勝まで勝ち進んで行った。
そして迎えた決勝戦。1本目、2本目ともに上手くまとめた走りを決めてきたが、この日は優勝した高橋選手の勢いにはかなわず準優勝という結果となった。
今回もあと一歩のところで優勝は逃してしまったが、その走りは非常に印象的だった。




ノーマル風の風貌からは想像もできない攻めの走り 走るたびに調子を上げて行き表彰台に上がった!!
エキスパート 3位
エキスパート3位 妻野光宏
 
エキスパート3位 87 妻野光宏 [ 静岡県 ] S13 シルビア SSS湘南
87 妻野光宏 [ 静岡県 ] S13 シルビア SSS湘南

一見するとノーマルでシンプルなシルビアに見える妻野選手のS13シルビア。このシルビアであれよあれよを勝ち上がり3位表彰台を獲得!! しかし予選からものすごくよかったというワケではなかった。 まず、朝の予選では1本目にまずまずのドリフトを決めるが予選通過33名中、31番目の得点でギリギリのところで準決勝を果たした。
このままだと決勝トーナメント進出は正直苦しいと思われたが、準決勝の2本目で魅せてくれた。進入から思い切り良く覚悟を付け、ライン取りもいい、このクルマではいっぱいいっぱいのドリフトを決め決勝トーナメントまで勝ち進んで行く。
決勝戦に入っても1回戦で対戦した渡辺選手には再戦で勝利、ベスト6では秋田選手に僅差での勝利とギリギリではあったが辛くも勝ち上がりトーナメント決勝戦まで駒を進めて来た。
しかしこのトーナメント決勝戦では2本目に深いアングルからの進入でラインよくまとめたドリフトを決めてきたが上位2名にはかなわなかった。
しかしギリギリだったとは言え、トーナメント決勝戦までは実力がなければ勝ち残れないのも事実。今回の3位入賞が切っ掛けとなって更なる飛躍を期待したい。




エキスパートクラス・レポート
関東各地から強豪が集結したエキスパートクラス。過去の日光サーキットで行われたMSCチャレンジで上位入賞経験を持っている実力者が多数参加し、予選からレベルの高い戦いが展開された。


■予選・準決勝
2本本番で行われた予選、まずここで61台から33台まで絞り込まれた。さらに準決勝では半分以下の12台までふるい落とされることになる。


ハイレベルな戦いを勝ち抜き、決勝トーナメント進出を果たしたのは、準決勝1本目からいきなり素晴らしいドリフトを決め準決勝最高得点を叩きだした22城野S14、角度、ラインともによく上手くまとめてきた23秋田RPS13、女性ながら勢いのあるドリフトを予選から見せていた24村井AE86、アクセルの踏みっぷりもよく角度を大きくつけたドリフトを決めてきた25菊池AE86、予選から好調をキープし準決勝でもアングルの深いドリフトを見せていた43高橋S15、全体的にまとまりのあるドリフトを決めた51安田AE86、1コーナー進入からあり得ないような角度での進入を見せ盛り上げてくれた55渡辺RPS13、予選から安定したドリフトをコンスタントに決めていた67橋本S15、角度のある大きな走りで魅せた76福田AE85、メリハリの利いたドリフトを見せてくれた81白石FCS3、ノーマル風なマシンながら角度のある素晴らしい走りを披露した87妻野S13、そして迫力の進入からアングルの深いドリフトを見せてくれた91三ッ森JZX100、以上の12名が決勝トーナメント進出を果たした。


■決勝トーナメント・1回戦

1対1の対戦となる決勝トーナメント。まず最初の対戦は1回戦屈指の好カード、予選トップ通過の22城野S14対2位通過の43高橋S15の対戦となる。
まず城野選手の1本目、まずは角度、ラインともによく上手く決めてきた。2本目も進入から思いっきり角度をつける攻めの走りを決めるがここは勢い余って2コーナーで流されてしまった。
対する高橋選手の1本目、スピード感のある進入から角度、ラインともによくしっかりと決めてきた。2本目もアングルの深いドリフトを決め、予選から続いている好調をここでもキープしていたという感じだ。
この勝負は43高橋選手が勝利し勝ち上がりを決めた。


続いての対戦は67橋本S15対25菊池AE86の対戦。橋本選手の1本目、進入から角度もよくライン取りもキレイで上手くまとめてきた。2本目もまとまりがあり安定した走りが印象的だった。
対する菊池選手は1本目から進入時のアングルも良く、さらに2コーナーの角度がもの凄く深くいきなり高得点をマーク。勢いに乗った2本目も角度のある攻めのドリフトを決めてきた。
ここは1本目、2本目ともに攻めのドリフトを見せてくれた25菊池AE86がベスト6進出を果たした。


3組目の対戦は23秋田RPS13対91三ッ森JZX100。秋田選手の1本目、角度よく進入してきたがここは2コーナーで戻ってしまった。2本目は進入から勢いもあり、角度、ラインともに申し分のないドリフトを決めてきた。
一方の三ッ森選手の1本目、相変わらず迫力満点の進入を見せてくれるがややラインを外してしまった感じがある。2本目はさらに攻めてきたがここは1コーナーでコースアウト。
この勝負は23秋田RPS13が制して勝ち上がりを決めた。


続いては55渡辺RPS13対87妻野S13の対戦とある。予選から信じられないような角度での進入を見せてくれた渡辺選手。1本目ももの凄いアングルの進入を試みるもこれはラインが小さくなってしまい戻ってしまった。2本目ももの凄い角度で進入し、ここはしっかりとまとめてきた。
対する妻野選手は1本目からスピード感とアングルの深いドリフトを決めてきた。2本目も角度のいいスムーズなドリフトを見せる。
ここはお互いに甲乙付けがたい走りとなったため、勝負はサドンデスに突入する。相変わらず進入時の角度がもの凄い渡辺選手。しかし再戦では2コーナー手前で戻ってしまう痛恨のミス…。一方の妻野選手は安定感のあるドリフトを再戦でも決めてきた。
ここは全くミスを出さずに走りきった87妻野S13が接戦を制した。


続いての対戦は51安田AE86対76福田AE85。安田選手の1本目は1コーナーの進入はよかったが、2コーナがやや流され気味になってしまう。2本目は2コーナーでハーフスピン…。
対する福田選手の1本目、まずまずのドリフトを決めてきたがストレートでスピードを合わせすぎているのが気になった。2本目はスピードもあり、ライン取りも大きく上手く決めてきた。
ここは76福田AE85が勝利してベスト6へと駒を進めて行った。


トーナメント1回戦、最後の対戦は81白石FCS3対24村井AE86の対戦だ。1本目からまずまずしっかりとまとめたドリフトを決めてきた白石選手。2本目はさらに攻め、進入からアングルの深い大きなドリフトで魅せてくれた。
一方の村井選手は1本目から角度のある安定したドリフトをしっかりと決めてきた。2本目も上手くまとめたドリフトが印象的だった。
ここは81白石FCS3が勝利し、勝ち上がりを決めた。


■決勝トーナメント・ベスト6
ベスト6最初の対戦は43高橋S15対25菊池AE86の対戦だ。相変わらず好調の高橋選手。1本目からスピード感と角度のあるドリフトを決めてくる。2本目は進入はよかったがここは2コーナーでやや流れてしまった。
対する菊池選手は進入から角度をつけた大きなドリフトを決めるも2コーナーが流れてしまう。2本目も同じように2コーナーで流れてしまったのが痛かった。
ここは波に乗っている43高橋S15が勝利してトーナメント決勝まで勝ち進んで行った。


続いての対戦は23秋田RPS13対87妻野S13の対戦となる。1本目からスムーズなドリフトを決めてきた秋田選手。2本目も進入の角度、ライン取り、スピードともによかったが、2本ともにサイドブレーキがやや気になった。
対する妻野選手は勢いよく進入するも1本目は2コーナー手前でハーフスピン。後がない2本目、ここで消極的にならず攻めのドリフトをもってきた。アングルが深くラインよく攻めのドリフトを決めてきた。
この対戦は87妻野選手が制して勝ち上がりを決める。


ベスト6最後の対戦は76福田AE85対81白石FCS3の対戦。絶妙のアクセルワークを見せる福田選手。ライン取りもよく決めてきた。2本目は2コーナーの手前でスピン。
対する白石選手の1本目、ラインよくまずまずのドリフトを決めてきたが、進入後の減速感がちょっと気になった。2本目は角度もよく迫力のドリフトを決めてきた。
ここは両者ともに甲乙付けがたい勝負となったため勝負は再戦にもつれ込んだ。福田選手の再戦1本目、ここも攻めでさらに攻めのドリフトを見せるも2コーナー手前で痛恨のスピン。一方の白石選手は大きなミスもなくしっかりと決めてきた。
ここはミスなく再戦もまとめてきた81白石FCS3がトーナメント決勝進出を果たした。


■決勝トーナメント・決勝戦
エキスパートクラスもいよいよ大詰めを迎え最後の対戦となる。最初に登場するのは43高橋S15。走るたびにドンドン調子を上げて行った高橋選手。1本目からスピード感抜群のキレのあるドリフトを決めてきた。2本目も最終コーナーの立ち上がりもよく上手く決めてきた。常に安定してカッコいいドリフトを最後まで見せてくれた。


続いては87妻野S13。進入からしっかりと決まったがこれは2コーナーでやや流されてしまう。2本目はアングルの深いドリフトを決め、ライン取りも悪くない。


最後は81白石FCS3。全体的に上手くまとめてきたが進入してからスピード感が落ちてしまうのが気になる。2本目は角度、ライン取りともによくここはカッコいいドリフトを決めてきた。



以上3名が走り終わった結果、エキスパートクラス優勝に輝いたのは予選から常に高得点をマークし勢いに乗った43高橋S15だった。トーナメントに入ってからも全く勢いは衰えず、一気に頂点まで登り詰めた、準優勝は81白石FCS3、そして87妻野S13が3位表彰台を獲得。以下4位に23秋田RPS13、5位に76福田AE85、そして6位が25菊池AE86という結果となった。


予選・準決勝結果(PDF)

 
Mチャレ優勝経験者がハイレベルの戦いに勝ち残る!!
エキスパート4位 23 秋田拓朗 [ 東京都 ] RPS13 180SX
エキスパート 4位
23 秋田拓朗 [ 東京都 ] RPS13 180SX

2007年、日光サーキットで行われたMSCチャレンジの関東大会で優勝した秋田選手。その秋田選手が今年のMチャレ日光決戦で4位入賞を果たした。
予選から全体的にまとめ方が上手く、角度のあるドリフトを決め続けていた秋田選手。その予選、そして準決勝と危なげのない走りで勝ち上がりを決めている。
決勝トーナメント1回戦ではMチャレでの入賞経験も豊富な三ッ森選手との対戦となる。1本目は2コーナーで戻ってしまい後がなくなった2本目、ここでミスを恐れない攻めのドリフトを決めてきた秋田選手は三ッ森選手に勝利しベスト6まで進出していった。
しかしここで妻野選手に敗れてしまい2度目のエキスパートクラス優勝はならなかった。審査員も指摘していたが、サイドブレーキの使い方が気になる事が多かった。ただ、それさえ解消されれば、自信2度目のエキスパートクラス優勝も見えてくる事だろう。




ギリギリでのエントリーだったがしっかりと結果を残して来た
エキスパート5位 76 福田大輔 [ 茨城県 ] AE85 レビン ステルスガレージ
エキスパート 5位
76 福田大輔 [ 茨城県 ] AE85 レビン ステルスガレージ

大会直前のギリギリでのエントリーとなった福田選手。しかし本番ではしっかりとまとめた走りを決め、5位入賞を果たした。
予選、準決勝とまずまずといったドリフトを決めていた福田選手。これといった大きなミスもなくここまでは順調に勝ち上がって来たと言う印象をうけた。
決勝トーナメント1回戦では対戦相手の安田選手のミスにも助けられた部分はあったが事を勝ち上がり、トーナメント決勝進出を賭けてベスト6では白石選手との対戦となる。
ここはお互いに甲乙つけがたい対戦となったため、勝負はサドンデスまでもつれこむ。しかしここで福田選手はまさかのスピン。結果的にこのスピンが大きく響いて5位という結果となったが、攻めてきた上でのミスだけに本人にしてもあまり後悔はなのではないだろうか。




角度のある大きなドリフトで勝ち進んで行く!!
エキスパート6位 25 菊池 順 [ 東京都 ] AE86 レビン HEY MAN!!
エキスパート 6位
25 菊池 順 [ 東京都 ] AE86 レビン HEY MAN!!

予選から角度を付けた、大きなドリフトを見せてくれたのが6位入賞を果たした菊池選手だ。午前中の予選では特に2本目で見せたアクセルの踏みっぷりのいい勢いのある大きなドリフトで高得点を叩きだす。しかしレベルが一気に上がった準決勝では全体的に走りが小さくなってしまい決勝トーナメント進出ギリギリの12番目で勝ち上がりを決めている。
ただ、トーナメント1回戦ではまた素晴らしいドリフトを見せてくれた。特に1本目、進入もよかったが2コーナーの角度がもの凄く、ここで再び高得点をあげてベスト6進出を決めた。
しかし、次のベスト6、今度は2本ともに2コーナーへのアプローチが流され気味となってしまいここで敗退となる。
好不調の波がやや激しく感じた菊池選手のこの日の走り。常にいい時に近い走りが出来るようになればさらに上位進出も決して夢ではないだろう。




エキスパートクラス 表彰式
エキスパートクラス 表彰式

エキスパートリザルト
優勝 43 高橋しげる
12pt
準優勝 81 白石達也
10pt
3位 87 妻野光宏
8pt
4位 23 秋田拓朗
6pt
5位 76 福田大輔
5pt
6位 25 菊池 潤
4pt
     
決勝進出 22 城野敬彦
3pt
決勝進出 24 村井志野
3pt
決勝進出 51 安田 祐
3pt
決勝進出 55 渡辺拓郎
3pt
決勝進出 67 橋本信宏
3pt
決勝進出 91 三ッ森 学
3pt


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