関東各地から強豪が集結したエキスパートクラス。過去の日光サーキットで行われたMSCチャレンジで上位入賞経験を持っている実力者が多数参加し、予選からレベルの高い戦いが展開された。
■予選・準決勝
2本本番で行われた予選、まずここで61台から33台まで絞り込まれた。さらに準決勝では半分以下の12台までふるい落とされることになる。
ハイレベルな戦いを勝ち抜き、決勝トーナメント進出を果たしたのは、準決勝1本目からいきなり素晴らしいドリフトを決め準決勝最高得点を叩きだした22城野S14、角度、ラインともによく上手くまとめてきた23秋田RPS13、女性ながら勢いのあるドリフトを予選から見せていた24村井AE86、アクセルの踏みっぷりもよく角度を大きくつけたドリフトを決めてきた25菊池AE86、予選から好調をキープし準決勝でもアングルの深いドリフトを見せていた43高橋S15、全体的にまとまりのあるドリフトを決めた51安田AE86、1コーナー進入からあり得ないような角度での進入を見せ盛り上げてくれた55渡辺RPS13、予選から安定したドリフトをコンスタントに決めていた67橋本S15、角度のある大きな走りで魅せた76福田AE85、メリハリの利いたドリフトを見せてくれた81白石FCS3、ノーマル風なマシンながら角度のある素晴らしい走りを披露した87妻野S13、そして迫力の進入からアングルの深いドリフトを見せてくれた91三ッ森JZX100、以上の12名が決勝トーナメント進出を果たした。
■決勝トーナメント・1回戦
1対1の対戦となる決勝トーナメント。まず最初の対戦は1回戦屈指の好カード、予選トップ通過の22城野S14対2位通過の43高橋S15の対戦となる。
まず城野選手の1本目、まずは角度、ラインともによく上手く決めてきた。2本目も進入から思いっきり角度をつける攻めの走りを決めるがここは勢い余って2コーナーで流されてしまった。
対する高橋選手の1本目、スピード感のある進入から角度、ラインともによくしっかりと決めてきた。2本目もアングルの深いドリフトを決め、予選から続いている好調をここでもキープしていたという感じだ。
この勝負は43高橋選手が勝利し勝ち上がりを決めた。
続いての対戦は67橋本S15対25菊池AE86の対戦。橋本選手の1本目、進入から角度もよくライン取りもキレイで上手くまとめてきた。2本目もまとまりがあり安定した走りが印象的だった。
対する菊池選手は1本目から進入時のアングルも良く、さらに2コーナーの角度がもの凄く深くいきなり高得点をマーク。勢いに乗った2本目も角度のある攻めのドリフトを決めてきた。
ここは1本目、2本目ともに攻めのドリフトを見せてくれた25菊池AE86がベスト6進出を果たした。
3組目の対戦は23秋田RPS13対91三ッ森JZX100。秋田選手の1本目、角度よく進入してきたがここは2コーナーで戻ってしまった。2本目は進入から勢いもあり、角度、ラインともに申し分のないドリフトを決めてきた。
一方の三ッ森選手の1本目、相変わらず迫力満点の進入を見せてくれるがややラインを外してしまった感じがある。2本目はさらに攻めてきたがここは1コーナーでコースアウト。
この勝負は23秋田RPS13が制して勝ち上がりを決めた。
続いては55渡辺RPS13対87妻野S13の対戦とある。予選から信じられないような角度での進入を見せてくれた渡辺選手。1本目ももの凄いアングルの進入を試みるもこれはラインが小さくなってしまい戻ってしまった。2本目ももの凄い角度で進入し、ここはしっかりとまとめてきた。
対する妻野選手は1本目からスピード感とアングルの深いドリフトを決めてきた。2本目も角度のいいスムーズなドリフトを見せる。
ここはお互いに甲乙付けがたい走りとなったため、勝負はサドンデスに突入する。相変わらず進入時の角度がもの凄い渡辺選手。しかし再戦では2コーナー手前で戻ってしまう痛恨のミス…。一方の妻野選手は安定感のあるドリフトを再戦でも決めてきた。
ここは全くミスを出さずに走りきった87妻野S13が接戦を制した。
続いての対戦は51安田AE86対76福田AE85。安田選手の1本目は1コーナーの進入はよかったが、2コーナがやや流され気味になってしまう。2本目は2コーナーでハーフスピン…。
対する福田選手の1本目、まずまずのドリフトを決めてきたがストレートでスピードを合わせすぎているのが気になった。2本目はスピードもあり、ライン取りも大きく上手く決めてきた。
ここは76福田AE85が勝利してベスト6へと駒を進めて行った。
トーナメント1回戦、最後の対戦は81白石FCS3対24村井AE86の対戦だ。1本目からまずまずしっかりとまとめたドリフトを決めてきた白石選手。2本目はさらに攻め、進入からアングルの深い大きなドリフトで魅せてくれた。
一方の村井選手は1本目から角度のある安定したドリフトをしっかりと決めてきた。2本目も上手くまとめたドリフトが印象的だった。
ここは81白石FCS3が勝利し、勝ち上がりを決めた。
■決勝トーナメント・ベスト6
ベスト6最初の対戦は43高橋S15対25菊池AE86の対戦だ。相変わらず好調の高橋選手。1本目からスピード感と角度のあるドリフトを決めてくる。2本目は進入はよかったがここは2コーナーでやや流れてしまった。
対する菊池選手は進入から角度をつけた大きなドリフトを決めるも2コーナーが流れてしまう。2本目も同じように2コーナーで流れてしまったのが痛かった。
ここは波に乗っている43高橋S15が勝利してトーナメント決勝まで勝ち進んで行った。
続いての対戦は23秋田RPS13対87妻野S13の対戦となる。1本目からスムーズなドリフトを決めてきた秋田選手。2本目も進入の角度、ライン取り、スピードともによかったが、2本ともにサイドブレーキがやや気になった。
対する妻野選手は勢いよく進入するも1本目は2コーナー手前でハーフスピン。後がない2本目、ここで消極的にならず攻めのドリフトをもってきた。アングルが深くラインよく攻めのドリフトを決めてきた。
この対戦は87妻野選手が制して勝ち上がりを決める。
ベスト6最後の対戦は76福田AE85対81白石FCS3の対戦。絶妙のアクセルワークを見せる福田選手。ライン取りもよく決めてきた。2本目は2コーナーの手前でスピン。
対する白石選手の1本目、ラインよくまずまずのドリフトを決めてきたが、進入後の減速感がちょっと気になった。2本目は角度もよく迫力のドリフトを決めてきた。
ここは両者ともに甲乙付けがたい勝負となったため勝負は再戦にもつれ込んだ。福田選手の再戦1本目、ここも攻めでさらに攻めのドリフトを見せるも2コーナー手前で痛恨のスピン。一方の白石選手は大きなミスもなくしっかりと決めてきた。
ここはミスなく再戦もまとめてきた81白石FCS3がトーナメント決勝進出を果たした。
■決勝トーナメント・決勝戦
エキスパートクラスもいよいよ大詰めを迎え最後の対戦となる。最初に登場するのは43高橋S15。走るたびにドンドン調子を上げて行った高橋選手。1本目からスピード感抜群のキレのあるドリフトを決めてきた。2本目も最終コーナーの立ち上がりもよく上手く決めてきた。常に安定してカッコいいドリフトを最後まで見せてくれた。
続いては87妻野S13。進入からしっかりと決まったがこれは2コーナーでやや流されてしまう。2本目はアングルの深いドリフトを決め、ライン取りも悪くない。
最後は81白石FCS3。全体的に上手くまとめてきたが進入してからスピード感が落ちてしまうのが気になる。2本目は角度、ライン取りともによくここはカッコいいドリフトを決めてきた。
以上3名が走り終わった結果、エキスパートクラス優勝に輝いたのは予選から常に高得点をマークし勢いに乗った43高橋S15だった。トーナメントに入ってからも全く勢いは衰えず、一気に頂点まで登り詰めた、準優勝は81白石FCS3、そして87妻野S13が3位表彰台を獲得。以下4位に23秋田RPS13、5位に76福田AE85、そして6位が25菊池AE86という結果となった。
予選・準決勝結果(PDF)