今回、エキスパートクラスには57台がエントリー。猛暑のなか激しく熾烈な戦いが繰り広げられた。
■予選
予選は単走の2本本番で行われる。準決勝に進出できるのは、18台と狭き門となった。そんな予選をトップで通過したのは、29北原S15。迫力あるドリフトで、審査員全員が90点以上を付けた278点を獲得。2位に8点差を付けた堂々の1位通過だ。
予選を2位で通過したのは、57船戸AE86。大きなラインでしっかりと決めてきた。3位通過は2名。高レベルのドリフトを見せた42森川C34としっかりとキレイなドリフトを決めてきた54浜田S14。5位で通過したのは21星野PS13と53大花S14、そして58山崎S15の3名が、268点を獲得。
8位は32小田部JZS161と72河野S15が入り、10位は40野本S14、43関根S14、59萩原S15の3台、そして13位は39大貫RPS13、68稲葉C33、56橋本S15、63北澤S14の4台という大混戦模様。その僅か0.2ポイントで追う17位は46川合S14、18位に滑り込んだのは41沢AE86となった。
惜しかったのは、1.5点及ばずに予選敗退となった71藤澤C33、60武田JZX100、67武井S15、77本橋ER34の4名。その後も0.5点差の選手が4名いるなど、この予選がどれだけ過酷で接戦だったかということが伺える。
■準決勝
準決勝は予選を勝ち抜いた18台が2本本番で、決勝トーナメント戦に出場できる12台の枠を競い合った。この準決勝を283点という高得点で1位通過したのが42森川C34。それに続くのが、予選で1位だった29北原S15、その後に72河野S15、43関根S14、68稲葉C33、58山崎S15、54浜田S14、57船戸AE86、32小田部JZS161、40野本S14、63北澤S14、53大花S14の順で決勝トーナメント進出を果たした。
僅か0.5ポイント差で、この準決勝で敗退となってしまったのが56橋本S15。1本目はS字が微妙な形となり、2本目はまずまず決めた形ではあったが、あと一歩及ばなかった。
■決勝トーナメント・1回戦
抽選によってトーナメント枠が決定して行われた決勝トーナメント。1組目は、32小田部JZS161対58山崎S15。32小田部JZS161は1本目から果敢に攻めていく。しかし58山崎S15も1本目からラインも決めてきた。ここは58山崎S15が勝ち上がりを決めた。
2組目は、予選トップ通過の29北原S15対40野本S14。1本目は決め損ねた感のある29北原S15だが、2本目はしっかりと攻めてきた。40野本S14は1本目、2本目共にまとめてはいるが細かなミスを出す。29北原S15が勝ち上がる。
3組目は、53大花S14対72河野S15。しかし72河野S15がマシントラブルのためリタイヤとなり、ここは53大花S14が不戦勝となった。
4組目は、57船戸AE86対68稲葉C33。57船戸AE86は1本目まずまずまとめたドリフトを見せると2本目はミスなく攻めてきた。68稲葉C33も決めてきたが、57船戸AE86の2本目の得点に及ばずここで敗退となった。57船戸AE86の勝ちだ。
5組目は、準決勝をトップで通過した42森川C34対54浜田S14。両者共に決め手を欠き、ここは再戦となる。しかしこの再戦でも決めることが出来ず再々戦となり、かなり白熱した戦いだったが、42森川C34が勝ち上がりを決めた。
6組目は、43関根S14対女性ドライバー63北澤S14。43関根S14の1本目はスピン。2本目は落ち着いてきっちり決めてきた。対する63北澤S14は1本目はややドリフトが浅く小さくなってしまった印象。2本目はスムーズなどリフトを見せるも、ここは43関根S14が勝ち上がった。
■決勝トーナメント・ベスト6
このベスト6戦はかなり熱かった。2組が2本本番では勝負がつかなかったのだ。まず1組目58山崎S15対29北原S15。両者共に角度&迫力あるドリフトを決め、再戦に突入する。58小田部はまとめてくるも最終コーナーのラインがやや小さくなったという印象。29北原S15はライン良くまとめ切った。29北原S15の勝ちだ。
2組目は、53大花S14対57船戸AE86。キレイな走りでラインもまとめてきた53大花S14。57船戸AE86も大きなラインで攻めてくる。この戦いも再戦となった。再戦でも53大花S14はきっちりと決めてくる。しかし57船戸AE86はなんと最終コーナーでスピンをしてしまった。53大花S14が勝ち上がった。
3組目は、42森川C34対43関根S14。42森川C34は1本目にスピード&角度、そしてラインよく決めてきた。43関根S14は2本目にほぼ完璧なドリフトを披露。ここは43関根S14が勝ちをものにした。
■決勝トーナメント・決勝戦
この決勝戦は3台がそれぞれ2本本番で戦った。まず1番手でスタートを切ったのは29北原S15。1本目、全体的にまとめたきた感じ。2本目はS字の進入からカッコ良く、最終コーナーまで決めてきた。
2番手でスタートしたのが53大花S14。1本目は白煙を上げ迫力のドリフトを見せる。2本目も1本目同様に決めてきた感じだ。
3番手は43関根S14だ。1本目S字からライン良く決めてくる。2本目は最終コーナーのラインが小さくなってしまった。
優勝は、29北原S15が獲得。しかし2位が同点となったため、ここでも再戦となる。この再戦の結果、2位は53大花S14、3位が43関根S14となった53大花S14はまとめてくるも、43関根S14はこの再戦でシフトミスがあったのか、最終コーナーのラインが小さくなってしまったのだ。