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黒澤琢弥インタビューその7
番長、ライバルを語る-2 ミハエル・シューマッハ
前回続き・・・
>MSC(以下省略):黒澤さんは、ミハエル・シューマッハとも走ったことがあるんですよね?
黒澤(以下省略):シューマッハがF3000にスポット参戦したとき、菅生で一度走っている。しかもチームルマンの監督に頼まれて、レース前にオレのセルシオでコースを案内したんだ。「ここがアクセルポイントで、ラインはここ」って具合に。しかし、そのあとがちょっと大変だったんだ。
>何か問題があったんですか?
「運転させてくれ」って彼がいうから、自前のクルマだったけど1〜2周くらいはいいかなって思って貸したんだ。でもコースに出たっきりで戻ってこない。不安になって様子を見に行ったら、全開でドリフトみたいにクルマを横にして走ってる(笑)。縁石にガンガン乗せて10周も走るもんだから、返してもらったときにはセルシオのタイヤが終わっちゃってた (笑)。
>それは災難・・・というか壮絶なエピソードですねぇ。
ホイールのリムは曲ってるわ、フラットスポットは出来るわ、タイヤは斜めに減るわ・・・。帰りの東北道なんてバイブレーションがレーシングカーみたいにスゴイんだよ、あの乗り心地最高のセルシオが(笑)。
F3000:現在の『フォーミュラ・ニッポン』。F2に代わる国際カテゴリーとして、日本では1987年から開催されている。
菅生:宮城県にある国際公認サーキット、スポーツランドSUGO。
チームルマン:数多くのトップドライバーを輩出している名門チーム。現在、フォーミュラニッポン、スーパーGT選手権に参戦中。
ミハエル・シューマッハ:F1史上初、7回のワールドタイトルを獲得している偉大なドライバー。1991年にチームルマンから全日本F3000にスポット参戦。このSUGOでの1戦が、ミハエル・シューマッハがF3からF1へステップアップする間に参戦した唯一のF3000レースである。
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