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> セッティングやチューニングで注意すべき点ってありますか?
ビギナーのクルマは総じて乗り難いですね。クルマがアンダー方向になっていて、オーバーステアにした途端にスピンするようなセッテイングになっていることもよくあります。教習所のクルマじゃないですけど、ドリフトのテクニックも乗りやすいクルマで練習すれば上達が早いんです。走行会に講師として呼ばれたときには、ただテクニックを教えるだけじゃなくて、チューニングの指南もしてあげられればいいなーって思っています。
>「谷口選手の講義はわかりやすい」って受講者に好評のようですね。
走り始めたばかりのビギナーは「何でこうなるの?」って、理屈がわかっていないんですよ。ボクが体で覚えていたことを、言葉にして説明しなくちゃいけないので、講師をするようになってからは、一生懸命に理論を考えるようになりました。ビギナーに教えながら、ボク自身も大いに勉強になっていますよ。
> 初心者の人に教えるとき、特に気をつけていることってありますか?
無理をさせないようにしています。基礎もそこそこにテクニックを教える講師もいますけど、ボクの場合はまずは基礎練習をキッチリとやらせますね。「定常円旋回が自由自在に出来るようになるまでは、コースには出しませんよ!」って。
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基礎をきちんと教えようという人、実は少ないですよね。
理論がなくて、ただ感覚だけで教えられても出来るようにはならないと思いますよ。カウンターを当ててハンドルをクルクルと回したとき、「タイヤがどっちに向いているのか判りますか?」とか、当たり前のことから教えてあげないと。カウンターを当てるタイミングやアクセルを戻すべきか踏むべきか? といった状況判断も、理屈がわかった上で、基礎を繰り返し練習していかないと身に付かないことですからね。
アンダー:アンダーステア。ハンドルを切ったものの、予想通りにクルマが曲がってくれない現象。
オーバーステア:アンダーステアの逆。予想以上にクルマが曲がる現象。スピンなど、コントロールを失う可能性が高い。
定常円旋回:パイロンなどを中心に置いて、ドリフトしながら回る練習法。マシンコントロールの基礎を体で覚えるために行う。
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