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EXPERT STORY
エキスパートストーリー
もっとクルマで遊ぼう(1/2)
Bee☆R 代表 / 今井 清則
「クルマ遊びにはお金がかかる?」そんなイメージを持っている人も多いはず。そこで、チューニング業界で活躍するBee★R 今井ちゃんこと今井清則氏にクルマ遊びについて、実体験を元にレクチャーしてもらったぞ!今井ちゃん流クルマ遊びがここに!!
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エキスパートプロフィール
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昨シーズンも大変な盛り上がりを見せたドリフト界。モータースポーツファンならずともクルマを自在に操る華麗なるドライビングテクニックを目にすれば、「自分でもやってみたいなー」と憧れを抱くハズ。しかし、いざ始めるとなると心配なのが『お金』の問題だ。 テレビや雑誌の影響もあって「モータースポーツには莫大なお金がかかる」というイメージが付きまとうものの、「いくらあれば始められるのか?」という話は実はあまり語られることがない。 そこで今回はD1をはじめチューニングカー雑誌等でもおなじみのBee★Racingの『今井ちゃん』こと今井清則氏にお話を伺いながら、“クルマ遊び”を始めるにはいくら必要なのか具体的に検証してみた。

Bee☆R 代表 / 今井 清則
『クルマ遊びにはいくらかかる?』

まずはクルマを手に入れる!
ドリフトのみならず、あらゆる“クルマ遊び”に必要不可欠なのが『クルマ』である。コレなくしては始まらないので何としても手に入れよう。しかし「クルマは高い買い物」と思われる向きも多いことだろう。何年もローンを支払った挙げ句にブツけでもしたら発狂モノだ。

いきなりのハードルの高さに憂慮していたところ、今井氏から「クルマは基本的には何でもいいんです」というアドバイスが。無理してピカピカのスポーツカーを買う必要はなく、お財布と相談しながら手頃な1台を手に入れれば十分に始められるのだそうだ。何でもいいなら手持ちの1台で……といってもまさかワンボックスや2tトラックでサーキットを走るわけにはいかないので、やはりドリフトに適したクーペタイプを用意する必要はある。

マシンコントロールの技術を競うドリフトにおいてはFR車が有利だということはエキスパートストーリー、『谷口 信輝選手』の回でも語られているので、すでに皆さんもご存知のことだろう。そこでドリフト界の人気車種、ハチロクとシルビア系に絞って現在の平均的な中古相場を調べてみた。

下の表をご覧いただきたい。

表1:ドリフト人気車種の中古相場価格
スプリンタートレノ 年式
1983〜1987年
中古相場価格
\20〜190万円
カローラレビン 年式
1983〜1987年
中古相場価格
\48〜260万円
シルビア 年式
1988〜2002年
中古相場価格
\10〜300万円
180SX 年式
1989〜1998年
中古相場価格
\20〜210万円

ドリフトブームの追い風もあって、同年式の他の車種と比べると割高感はあるものの、ローエンドを選びさえすれば新車を買うよりは格段にお手頃だ。また中古車ショップやガソリンスタンドで情報誌には載っていない格安のクルマが数万円程度で売られているケースもある。最初の頃はぶつけもするし擦りもする。見た目はともかく「走ればいいや」というのであれば格安車両を探して買うのも手だ。

ちなみに今井氏が現在愛用しているハチロクの車体価格は18万円。アルミホイールと車高調、LSDが装備され、しかも車検がたっぷりと残っていたそうだ。「ドリフト練習のほか、普段はファミリーカーとしても活用しています」というからこれ以上はないお買い得な1台といえよう。

まずは練習をいっぱいしてテクニックをつけたいという本気モードの人はマメに中古車ショップを巡ってみてはいかがだろうか? 掘り出し物が見つかる可能性は大いにある。


ガソリン&タイヤ
クルマを走らせるにはガソリンが不可欠。練習にはもちろん、サーキットまでの移動にも当然ながらガソリンが必要になってくる。このガソリン代が意外と馬鹿にならないようだ。現在、クルマ遊びにハマッている人達から話を聞いたところによると、「ビールから発泡酒に代えた」とか「タバコ代を節約する」など、ガソリン代を捻出するために皆さん涙ぐましい努力を重ねているご様子。とはいえ、『釣り』や『ゴルフ』といった他の趣味でも現地まで行く交通費は当然のようにかかるもの。数千円〜1万円程度のガソリン代は、この際日々のお小遣いを節約してでも用意しよう!

ガソリン代はお小遣いで何とかなる金額だが、さらに頭が痛いのは走るほどに磨り減っていくタイヤの問題。「サーキットではタイヤはあくまで消耗品。サーキット用と公道用を使い分けるようにしたいですね」(今井氏)。トランクにタイヤ4本を積んでおいて現地で履き替えるのが最も理想的ではあるものの、量販店のチラシを見ても、お買い得品のホイール&タイヤ4本セットでも6〜7万円は下らない。うーん、けっこうな金額である。特にクルマを横に滑らせるドリフトではタイヤ磨耗の度合いもハンパじゃない。このタイヤ代を安く抑える方法はないものか?


今井氏に尋ねたところ、「激安の新品輸入タイヤが人気ですけど、中古パーツや中古タイヤの専門店ならホイールもタイヤもさらに安く手に入りますよ」というありがたい情報をキャッチ! さっそく某中古パーツ専門店に行ってみた。中古品とはいえ値段はピンからキリまで。様々なグレードの物が陳列されているものの、「サイズが合えばいいや」程度に考えればタイヤとアルミホイールを合わせて1本5000円以下という格安物件も。ゴルフボールや釣りの餌よりは高額だが、タイヤは使い切るまでは手元に残る物。長い目でみれば決してメチャ高な買い物ではないのだ。

装備品
サーキットランやドリフトの練習にはいくつかの装備品が必要になってくる。詳しくは当サイトの『サーキットの心得』を参照していただきたいのだが、公認レースに参戦するような場合を除けば、レーシングスーツのかわりに綿のジャージでもいいし、グローブは軍手でもかまわない。ヘルメットに至っては、某激安店ではフルフェイスが5980円、ジェットヘルなら4980円という驚きの低価格で売られていた。身に着けるモノ選びは本人のこだわり次第。どうにでも安く抑えることが可能だ。


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