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> シーケン・シフターはどういう経緯で製品化されたのですか?
シーケン・シフターを最初に作った車種は、180SXだったのです。180SXのチョップドのデモカーを作った年ですね。あの年が180SXの発売が終わりでした。若者のスポーツカーといえば180SXというくらいに人気の高いクルマでしたが、その歴史に終止符が打たれたその年のオートサロンで、だったらすべてをつぎ込んだ180SXを作ってみようという思いに駆られました。みんなが欲しがっているようなものを全部付けて、それでオートサロンに出展してみようということになりました。そのひとつのパーツとしてシーケンシャルがあったのです。
昔からあったシーケンシャルでしたが、高価なもので一般の人が手に届くパーツではない。ただWRCにしてもGTにしてもそういったものを装備してあるクルマに憧れる。外国でも日本の会社でもシーケンシャルを作ってはみたものの、みんな撤退してしまった。だったら、シーケンシャルパターンで実際に販売できるものを作ってみたいなというところがスタートでした。
> 製品として販売されたのは、チョップド180SXがオートサロンで発表してから、約2、3年後ですよね?
チョップド180SXに装着したシーケンシャルは、動いていたというくらいのものでした。それから2年後の2000年に販売しましたが、今のものと比べるとたしかにまだまだだったかも知れません。製品化した後もシーケン・シフターは試行錯誤を重ねましたね。音の問題や熱問題、車検対応など、すべての面に対処してきて現在の形になりました。シーケン・シフターは、国産車だけでなく、ポルシェからロータス・エリーゼなどの車種も開発してきました。価格的にもそうだったのですが、もっと手頃で良くしていきたいと、考えてここまできました。たぶん半年として同じ考えで作ってはいなかったと思います。もっと良いものがあるだろう……といったことの連続なのです。今販売しているものが完成型かと聞かれたら、それもたぶん違うと答えると思いますね。私たちの望んでいるレベルは、もっと上だという欲があります。でも今販売されているものに関しては、今の時点では最高レベルのものだと思っています。しかし次は何をやろうか? と考えたときに、今以上のものが生まれるかも知れません。
> 新車発表と同じなのでしょうね。良いものを求めて、フルモデルチェンジやマイナーチェンジを繰り返している……。それに対応しながら、パーツもどんどん進化していくという形ですよね。
今の時代は、メーカーが先に行きそうですよね。今度発売されるGT-Rといったクルマはまさにそういう形で出てきますから……。そうなると、アフターの業界はまたその先にいかないといけない。より良いものを見つけないといけない。
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