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EXPERT STORY
エキスパートストーリー

常に全開! MAX織戸のレーサー一筋人生!! (4/4)
レーサー/織戸 学

小さい頃からレーサーになることを夢見て、その夢を実現させた男MAX織戸。誰にも負けないアクセルの踏みっぷりの良さとそのドライビングテクニックで、スーパーGT500クラスドライバーまで駆け上がった。そんな織戸 学選手の「熱い」全開人生のすべてを聞いてきたゾ!
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エキスパートプロフィール
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スターになりたかった男、織戸学。レースや雑誌、ビデオと勝つたびに活動の幅を広げていき、文字通りレース界のスターに……。現在は日本国内だけでなく、アメリカなどの世界へ飛び出していく。すべては坂東商会から始まった織戸選手のレーサー人生は、止まることを知らず、今日も全開で駆け抜けているのだ!!

織戸 学インタビューその4
「夢の第一歩は坂東商会からスタートし、そして今世界に羽ばたく!!」

> MSC(以下省略):レース一色の生活からドリフトもまたやるようになったキッカケは何だったのですか?

織戸(以下省略):1995年か1996年くらいに、ドリフトが色々な雑誌で注目されるようになり、流行り始めていたでしょ。その頃たまたま「ビデオオプション」が、色々なところのチャンピオンや上手い奴を集めて「統一王者決定戦」というのをやろうということになって、僕にも声がかかった。最初は「やだよ、今ドリフトをやっていないし……」といっていたんだけど「どうしても出てくれ」と言われて、出場することになりました。

> その大会で当然のように優勝を決めたワケですね。

その大会で谷口と出会った。最初はあまり良い印象はなかったんだけど(笑)、その頃から谷口は上手いなと思っていたね。他とは比較にならないほどのセンスがあるなと感じました。それがきっかけで、ビデオオプションの人気企画「いか天」というドリフトコンテストの審査員をやるようになりました。それからちょこちょこと、ビデオオプションやホットバーションといったカービデオでも使ってもらえるようになりました。そして現在に至る……。


> 坂東商会から独立して、ひとりでやるようになって大きく変わったことはありましたか?

色々将来のことを考えて、3年くらいかけて悩んで、坂東商会から独立しましたが、今の僕があるのは当然坂東商会のおかげです。独立してからも、坂東商会でやってきたことがベースとなり、色々なところからかわいがってもらいました。横浜ゴム、RS☆Rなど、協力や応援してくれる人たちに支えられて、ここまでくることが出来ました。

> 初めてGT500のマシンに乗ったときの感想を教えて下さい。

正直初めてGT500に乗ったときは「これは僕には無理だな」と思いましたね。難しくて……。その難しいというのは、その初めて乗った当時はまだそこまで(乗りこなす)のテクニックとかはなかったし、周り(GT500ドライバー)はバリバリの有名レーサーばかりだし……。その世界には、僕が憧れていた人が一杯いたわけですよ。星野さんや土屋さん、そしてトップフォーミュラドライバーだとか。ちょっと違う世界だなと思いました。GT300とは全然違いましたね、色々な意味で。
ただレースをやっていく上で、色々なところが声をかけてくれしました。デンソースープラに2年間トヨタワークスとして乗ることが出来たし、勝てない勝てないといわれていたなかでも優勝することも出来たし、それからまたGT500の古巣である土屋さんのチームに戻り、昨年は優勝することも出来た。そういった意味では、ハンデがあるなかでも何回か結果を残すことが出来ました。

> 今のチーム(GT500)はどう分析していますか。

僕的には今のチームがベストですよね。タイヤは横浜ゴムを使えますし、土屋さんのチームは長いのでファミリーみたいなもんですしね。本当にやりやすいですね。精神的にも楽な部分は多大にあると思いますよ。


> 今後のレース活動についての展望などを教えて下さい。

まあ、ぶっちゃけアメリカのナスカーには興味はありますね。そこを目指したい。しかしそう簡単にはいかないですけど……。でもそういう風に何かを目指してチャレンジするというのは、僕のなかで無くしたくない。モチベーションを高い位置で維持しながら、そして新しいことに常にチャレンジしていきたい。そういう気持ちっていうのは、ずっと失いたくないですね。

> レーサーになるという夢は、とりあえず現時点で叶えたと思っても良いですか?

そうですね。小さい頃から思っていた「レーサーになる」という夢は叶えましたといって良いと思います。もちろん夢をひとつ実現すると、また新しい夢が出来てくるから、今でも夢とは追いかけっこですね。

> そんな夢のひとつが、4月にオープンしたバーダイニング559ヨコハマ。

まあこれもひとつです。でもこれはまだ夢の一部ですね。色々なアイデアを出しながら、若い従業員を雇って一緒に作り上げていくことも、今楽しい。このお店というのも僕のなかのチャレンジのひとつの形です。

> 現在、レースの合間に魅せるショーのひとつとして、ドリフトのパフォーマンスをしていますよね。

一時はドリフトを止めていた時期はあるんだけど、その後D1の審査員をやりながらドリフトのレベルというものを感じるようになりました。テクニックのレベル、クルマのレベル、そういったものがもの凄く高くなっていく。そうなると、僕自身審査員をやっているより走りたくなってしまうんです。それで昨年1年はD1グランプリで選手として出場しました。楽しかったですね。
そこで僕は、やはりドリフトでレース界に入ったのだから、将来的にはドリフトで終わりたい。谷口と出会わなかったら、そんな気は起こらなかったでしょうね。アドバンのドライバーとして、一緒にレースでも組むようになって(谷口選手と)ふたりで結果を残すようになって、チームとしてもやりやすかった。同じドリフト出身ですし、考え方でも似ているところが多い。もちろん違う部分もありますよ。走りとかそういうスピリットに関しては本当に似ている部分が多いんですね。そういった意味でもそんな考えを持ったんでしょうね。

> 谷口選手とはレースでもドリフトでも息が合っているように見えますね。でもふたりともかなりの負けず嫌いな部分も感じるのですが……。

たしかにふたり共負けず嫌いです。が、僕と谷口との負けず嫌いというのはタイプが違いますね。お互いに最初はたしかにかみ合わなかった部分というのはありました。
ただそれがチームとしてレースを一緒にやっていくことによって、すごくお互いを認めることが出来ているのだと思うんです。そのなかでドリフトっていうのも色々な人に見せたいという気持ちが出てきました。海外の人にもドリフトを見てもらいたい、そんなことをやりながら、今のような形が出来上がったんですね。そしてドリフトに対するでっかい夢も持つようになったんです。それも叶えたい。でもあくまで僕の本業はレースです。

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