過去最高となる23名がエントリーしてきたスペシャルステージのスーパークラス。残念ながら最終的には18名になってしまったが、関東、中部のトップドリフターに地元北陸の選手を加えた今回のスーパークラスは誰が勝つのか全く予想出来ないほどの混戦となった。
■予選
まず予選は単走3本本番となる。この予選を突破したのは以下の16名。16小林S15、2横井S14、1山下AE86、18神谷RPS13、22水野S15、21青木S15、4鷲見RPS13、11望月JZZ30、3安藤S14、5菅原AE86、17市川S14、23常川RPS13、14グーフィー富岡RPS13、6桜庭RPS13、10篠瀬S14、12峯尾AE86の16名が決勝トーナメント進出を果たした(名前は予選通過順)。
■決勝トーナメント・1回戦
決勝トーナメントは追走方式のチェイスバトルとなる。この1回戦を勝ち上がったのは12峯尾AE86、11望月JZZ30、18神谷RPS13、23常川RPS13、1山下AE86、21青木S15、5菅原AE86、2横井S14の8名だ。
■決勝トーナメント・ベスト8
ベスト8が出揃ったスーパークラス。ここからはそれぞれの対戦の模様を見て行く事にしよう。
まず最初の対戦は1回戦で予選トップの小林選手を敗り勝ち上がってきた12峯尾AE86対11望月JZZ30の関東勢対決だ。
望月選手先行の1本目、アウト一杯から豪快に最終コーナーに飛び込む望月選手、これに対して峯尾選手は望月選手に近づき過ぎたため立ち上がり付近でやや戻ってしまう。
前後入れ換わった2本目、先行の峯尾選手はここでは単走時のような走りをきっちりと決めてきた。後追いの望月もこれにしっかりと食らいつきしっかりと決めてきた。
この対戦は1本目で大きなアドバンテージを掴んだ11望月JZZ30がベスト4進出を決めた。
続く対戦は18神谷RPS13対23常川RPS13の対戦だ。神谷選手先行の1本目、ラインもよくまずまずの走りを決める。後追いの常川選手もこれにしっかりとついてくいった。
続く2本目、先行の常川選手は最終コーナー進入は迫力があったが、ややアウト側に流れるような感じとなってしまう。一方の神谷選手の方はラインが全体的に小さくなってしまった。この対戦はお互いに決め手を欠いたためサドンデスに突入する。
まず1本目はお互いにほとんどミスのない走りで勝負はほぼ互角。次く2本目、この先行でもややアウトに流れてしまった常川選手に対して後追いの神谷選手はラインよくしっかりと決めてきた。
ここは18神谷RPS13が接戦を制して勝ち上がりを決める。
続いては1山下AE86対21青木S15の対戦。山下選手先行の1本目、迫力の進入から理想的なラインのドリフトを決めてきた山下選手。対する青木選手は進入でシフトミスをしてしまいアンダーを出してしまった。
前後入れ代わった2本目、先行の青木選手はここではまずまずの走りを決めてきた。後追いの山下選手はここでも手を緩める事なく攻めの走りで青木選手を圧倒する。
ここは経験の差もあってか、1山下AE86が貫禄の勝利を収める。
ベスト8最後の対戦は2横井S14対5菅原AE86。1本目先行の横井選手は単走時のような角度のある進入を見せる。後追いの菅原選手も横井選手にしっかりとついていったが、ここは2台ともにアウト側に流れてしまいややラインを外してしまう。
前後入れ代わった2本目、先行の菅原選手はここはしっかりと自分の走りを決めてくる。これに対して後追いの横井選手は菅原選手のサイドにピッタリと張り付き後ろからプレッシャーをかけ続ける。
ここは後追いでビッタビタの攻めのドリフトを見せた2横井S14が勝ち上がりを決める。
■決勝トーナメント・ベスト4
関東、そして中部の実力者が顔を揃えたベスト4。最初の対戦は18神谷RPS13対11望月JZZ30。先行の神谷選手は最終コーナーへの進入、そして角度もまずまずよくしっかりと決めてきた。一方の望月選手は上手く神谷選手に追いつきこれにしっかりとついて行く事ができた。ここはやや望月選手がリードする。
前後入れ代わっての2本目、先行となる望月選手は単走時のような大きなドリフトで自分の走りを決めてきた。これに対して神谷選手は上手く合わせるものの、ラインが小さくなってしまう。
ここは11望月JZZ30がトーナメント決勝進出を果たした。
続いては2横井S14対1山下AE86の強豪同士の対戦だ。まず横井選手先行の1本目、お互いに一歩も引かない完璧な走りで互角の勝負。山下選手先行となる2本目、ここも両者全くの互角の勝負でこの対戦は再戦へともつれ込む。
しかしこの再戦でも勝負はつかず、さらに再々戦となり、ここでも勝負はつかず、さらにもう1本の再戦となる大接戦を演じた。
再戦3本目となる勝負でもお互いに甲乙付けがたい走りを見せたが、ここは本当に僅かな差ではあったが2横井S14が大接戦を制してトーナメント決勝進出を果たした。
■決勝トーナメント・決勝戦
長かったスーパークラスの決勝トーナメントもいよいよファイナルを迎える。2横井S14対11望月JZZ30の対戦だ。横井選手先行となる1本目、ベスト4で度重なる再戦を繰り広げた横井選手だったが、ここにきても集中力が途切れる事はなかった。相変わらず上手さを見せつける横井選手。今までと全く変わらない素晴らしいドリフトを決めてきた。対する望月選手は上手く合わせてきたが、ややラインが小さくなってしまった。
前後入れ代わった2本目、ここは両者ともにライン取りがやや小さくなってしまった。
この結果、日本海間瀬サーキットのスペシャルステージを制したのは2横井S14だった。決勝で横井選手に敗れた11望月JZZ30が準優勝、そして3位に1山下AE86が入り、以下4位に18神谷RPS13、5位に21青木S15、6位に5菅原AE86、7位に23常川RPS13、8位に12峯尾AE86が入り、以上が上位入賞を果たした。
予選結果(PDF)